■知財ポートフォリオ分析・構築支援サービス

現代のビジネスにおいて、企業の価値は「モノ・カネ・ヒト・情報」以外、目に見えない資産、知的財産にもよって大きく左右されます。
その知的財産を、単なる権利の集合としてではなく、戦略的な全体像「ポートフォリオ」として捉えることが、いま求められています。

知財ポートフォリオとは？

知財ポートフォリオとは、企業が保有する商標、特許、意匠、著作権など、あらゆる知的財産を一覧化・可視化・分析し、戦略的に活用する枠組みです。

単に「数が多い」「カバーする範囲が広い」が目的ではなく、
事業と知財が整合しているか、競合において優位か、未来への伸び代があるかを立体的に捉えることに本質があります。

なぜ重要なのか？

• 「守り」の知財から、「攻め」の知財へ
  
• 静的な出願・登録から、動的で再構成可能な知財資産へ
  
• 経営判断・資金調達・M&A・提携交渉など、企業価値の裏付けとなる実態として
  

市場が動くたび、競合が動くたび、技術が進化するたびに、
自社の知財がそれに対応できているか？ どこが過剰で、どこが手薄か？
これを問い直すことが、企業成長のスピードと確実性を支えます。

どんな効果があるのか？

• ブランドや技術の強み・弱みを「見える化」
  
• 不要な出願や維持の見直しによるコスト最適化
  
• 将来の市場展開に備えた権利取得の優先順位づけ
  
• 侵害リスクや無効リスクの事前把握と対策
  
• M&Aや投資時の知財デューデリジェンス資料として活用可能
  
• 競合他社とのポジショニング比較・差別化の材料に
  

弊所の知財ポートフォリオ支援

嘉権特許商標事務所では、お客様のニーズや成長段階に応じて、
中国を中心に、日中・国際の知財情報を統合・分析し、
「知的財産の棚卸し」「マッピング」「ギャップ分析」「戦略設計」まで一貫してサポートいたします。

特に商標・意匠・特許が複雑に絡む製造業・ブランド企業・多国展開企業様において、
実務と戦略の橋渡しとなるような実践的なポートフォリオ設計をご提供します。

まずは、可視化から

「何を持っているのかすら、よくわからない」
「部門ごとに出願していて、全体像が見えない」
そんな状態から始めても構いません。

私たちは、知財を「資産」として捉える文化と視点を、企業内に根づかせるお手伝いをします。
守るために。攻めるために。そして、選ばれるブランドになるために。